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鍼灸治療

はり香は、鍼を身体に刺すといった行為を怖がるお客様の心理を理解しています。みなさんが想像する鍼治療はどんな痛さを想像しますか?


縫い針を指先に刺したような「チクッ」とした痛さでしょうか?それとも注射器で刺す感覚でしょうか?


もし、鍼治療を受けている人たちがそのような痛みを感じていたら100%の人が鍼治療を辞めています。


実際は鍼治療が好きで継続して受けている人が多くいます。なぜなら、鍼治療の刺激は縫い針を指先に刺したような痛さとも注射器で刺す感覚とも違うからです。



「じゃあ、どんな刺激なの?」と少し鍼灸治療に興味が湧いてきますよね。


一言に鍼治療と言っても鍼を使った刺激の入れ方にも様々な方法があります。ここではみなさんがイメージしやすいツボを狙った鍼治療について説明したいと思います。



どんな刺激なのでしょうか?

イメージしやすいようにちょっと想像してみてください。



みなさんだれもが、腰痛や肩こりでツライ経験をされたことがあると思います。長時間机に向かってパソコン作業をしなければならなかったり、重い荷物を肩にかけミュールをはいて外出したり、日々のお買い物でも、、



そんな、酷使された身体にはいつの間にか筋肉の中にタコみたいに硬くなった筋肉ができてしまいました。


一刻も早くこのゴリゴリをグリグリして解きほぐして欲しい!


そんな時に、そのゴリゴリポイント的確に指圧してくれたらどれだけ気持ちいいことでしょう!



しかし!今回のコリはかなり深いところに潜り込んでいるようです。指圧では届きません。必要以上に力を入れて指圧されたら別のところが痛くなってしまいそうです。


そんな時に鍼治療で深いコリを鍼で刺激を入れてもらいます。


鍼を刺しやすくするストローのような筒(鍼管)を幹部に当ててもらいトントンと叩かれたと思ったらもう鍼は刺さっています。


刺される瞬間の「プス」とか「チク」という感覚は感じることができないくらいです。



(あれ、でもなんかちょっと痛みがあるな→そんな時はすぐに鍼灸師さんに教えてあげてください。皮膚のすぐしたの汗腺とかに鍼がぶつかると痛みがどうしても出てしまします。少しずらして刺しなおします)


鍼はどんどん進んでいきます。緊張して硬くなった筋肉まで到達すると初めて感覚としてズーンと感じることができます。それは、深いところをぐいとツボ押しされている感覚です。


鍼を指している側の感覚としても硬いコリに鍼を刺すと(すでに鍼は刺さっているんですが)、硬くて刺さりにくかった筋肉がどんどん緩んでいく感覚がわかります。



実際には、コリをほぐす以外にもわざと組織を傷つけて免疫系を活発にさせるきっかけを作ったり。鍼灸はお身体が自然体に、本来の能力を発揮できるように、導いていくための一手段です。


2002年に東京恵比寿で創業してから大変多くのお悩みや症状を診てきました。そして、そのお悩みに応えるべく技術の研鑽と知識の収集に努めてまいりました。私たちは過度に鍼灸の効果を喧伝したり、効果を誇張したくはありません。


鍼灸のあるがままをみなさんに知っていただくことが大事だと考えております。皆さんの健康な日々の生活の一助になれるときに皆さんの一選択肢としてそこに鍼灸がありましたら幸甚でございます。


鍼一本で全て一発で治せるような技術があったら私たちもぜひ受けてみたいと思うのですが、残念ながらそんな鍼灸師さんにお目にかかることはまだありません。



身体の循環機能を整えるための経絡治療などもみなさん関心お持ちです。経絡治療についてはまた別の機会にご説明させてください。

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