新型コロナウイルス感染症対策による銀座エリアの鍼灸院への影響
- はり香
- 2020年7月26日
- 読了時間: 5分
更新日:2020年9月3日
当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
銀座エリアでは、多くのお店が新型コロナウイルスによる深刻な影響を受け運営が立ち行かなくなるなど、甚大な影響を受けております。当社全店で、4月第1、2週は例年の来店数の8割以上減少し、4月5月は通算すると6割強の減少を記録しました。
特に銀座エリアの影響は大きく、街も異様な様相でした。

写真は4月頃の丸の内エリアの様子です。いつもなら観光客が多く賑わう通りです。この時は街全体が閑散としており、歩行者も車もいない交差点では、ただ信号だけが赤から青に色を変えていました。
銀座エリアでは、中央通りの歩行者天国が無くなり、街には海外からの観光客どころか人影もあまりみかけませんでした。緊急事態宣言と同時に銀座のデパートは全て休業し、このまま銀座がなくなってしまうのではないかと不安になるくらいでした。
他社の運営する鍼灸院も、4月7-8割減5月ほぼ半減というところを何社か聞きました。ある有名鍼灸サロンさんでは店舗売却の話しや、大きな整体グループが経営破綻したりと、鍼灸業界も多変な影響を受けています。

銀座の歩行者天国が元通り再開したのは、6月13日でしたが、歩行者天国なのに人が少な過ぎて、歩行者の歩ける車道をゆく人はいませんでした。いつもの2、3割くらいまで人が戻ってきた、歩行者天国の風景に戻ってきたのは7月4日土曜日だったと記憶しています。
早く銀座の街に人が再び戻ってきて、エネルギッシュな空気を取り戻してほしいです。

当社が銀座エリアに鍼灸院を開業してまだ日が浅いです。それを理由にはできませんが、どうしたら銀座にお客様が戻ってくるのか、基銀座のお客様はどのような鍼灸院なら安心して利用していただけるのか、店舗鍼灸師から裏方のスタッフまで一丸となって試行錯誤を続け、考え、実行しております。銀座のお客様は商売に対し、私たち鍼灸業界では思いつくことのできないような、私たちの知らない知性お持ちでいらっしゃいます。そして、知り得ないレベルの高い感性でサービスをお考えです。
当社は銀座の街共に、変革と成熟の時代を歩みたいと思います。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、緊急事態宣言発令頃より鍼灸・あんま指圧業界は利用者が激減しています。また、鍼灸院に通わられる患者様のやスタッフから、接触型サービスに対する不安の高まりを受けて今後の治療に関する、多くの相談を受けました。具体的には、治療を受けたいけど感染が怖くて治療を再開できないことや、一方治療院は営業を再開しても患者さんが戻ってこない、定期的に行っていた治療が中断され効果が持続しないといったものでした。
そういったご相談に対し、運営責任のある当社はなんとか患者様や治療院の力になりたいと思いながらも、このような事態に対応できず、何もご提案ができず無力感に苛まれておりました。
銀座の鍼灸院としての取り組み
1)鍼灸院のスタッフが、普段セルフケアなどに取り入れていることを、写真や動画にして、鍼灸治療院の顧客に届けます。鍼灸師は普段から患者さんへの生活指導や健康維持のための情報を集めているため、患者さんが今不調に感じていることに気付きやすい立場におります。そのため、鍼灸治療を診させて頂いている患者さんごとに、処方箋を作るように動画や画像にてセルフケア(非保険適用型)やメンテナンス方法などをqinowaとしてyoutubeにて公開しています。
2)リラクゼーションサロン・エステサロン事業休業中、自分たちの手で価値を広めていけないのなら、お客様の手で価値を創造していただけないかという問いからスタートし、自社商材に再度注目しました。自社で使用している商材(精油、マッサージオイルなど)は数多くある商材の中から毎日の施術の使用に耐えうるものが選び抜かれました。その多くは一般の顧客がなかなか手に入れることはできません。当事業者では、プロ用商材を一般の方が利用できるよう改変を加え、非対面型の販売方法の確立とその販路開拓をサポートいたします。プロ用商材よりシンプルな使用方法の商材開発、商材販売用のサイト制作と販路拡大のための広告作成を行います。また、治療院と協力して精油によるケア方法を開発します。
マスク着用により、平常時と違う悩みも表出しやすいことがありますので、コロナ下の精油ケアの考案をします。
※プロ用商材は店頭販売および会員向けアプリにて取り扱いしております。
3)表参道エリアの鍼灸治療院(銀座エリアは準備中)では、感染者数の拡大などの影響で患者さんが思い通りに来院できないことが多々あります。当事業の顧客治療院の多くが駅近くでの営業をしているため、患者さんはタクシーや電車など公共機関を利用して来院することが多く。また、鍼灸治療院には複数の患者さん(お客さん)が鉢合わせになることもあります。鍼灸治療院という性質上来院する患者さんお客さんのカルテが作成されますが、患者さん同士お客さん同士をお互い見ず知らずの他人で、感染のリスクに不安を覚えることも少なくありません。患者さんより出張の要望をいただくようにもなっているいう事実を受けまして、顧客間の非接触や移動中の感染リスク低減を目的とした出張型サービスモデル(非保険適用型)の開始します。
エリア
青山・神宮前・広尾・六本木・赤坂・麻布
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