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執筆者の写真はり香

副交感神経を優位にするツボでリラックス

更新日:10月26日

副交感神経を優位にするツボでリラックス

現代社会において、ストレスは避けて通れないものですが、その影響を受け続けると健康や心の安定に悪影響を及ぼします。ストレス解消の一環として、副交感神経を優位にするツボ押しが注目されています。副交感神経は、リラックスや休息、消化を促進する役割を持つため、これを優位にすることで心身のリラックスが得られます。今回は、副交感神経を優位にする効果的なツボとその押し方について詳しく解説します。

副交感神経とは?


副交感神経は、自律神経系の一部であり、主に休息やリラックス、消化活動を促進する役割を果たします。これに対し、交感神経は戦闘状態やストレス時に働く神経です。副交感神経が優位になると、心拍数が低下し、血圧が安定し、全身の筋肉がリラックスします。


副交感神経を優位にするツボ

以下のツボは、副交感神経を優位にする効果があるとされています。これらのツボを刺激することで、リラックス効果が得られます。


  • 百会(ひゃくえ)

    位置: 頭頂部の中央、耳の上端を結んだ線と鼻から頭のてっぺんに向かう線が交わる点。

    効果: リラックス効果、ストレス軽減、頭痛や不眠の改善。

  • 神門(しんもん)

    位置: 手首の内側、小指側の手首のしわの少し上。

    効果: 心を落ち着かせ、ストレスを和らげ、不眠症に効果的。

  • 内関(ないかん)

    位置: 手首の内側、手首のしわから指3本分下の中央。

    効果: リラックス効果、心を安定させる、胃の不調や吐き気の改善。

  • 足三里(あしさんり)

    位置: 膝の外側、膝のお皿の下から指4本分下がったところ。

    効果: 全身のエネルギーバランスを整え、リラックス効果を高める。


ツボ押しの方法

ツボ押しを行う際には、リラックスした状態で、ゆっくりと深呼吸をしながら行うことが重要です。以下のステップでツボを押してみましょう。

  1. 百会の押し方

    頭頂部の中央にある百会を見つけます。

    指の腹でゆっくりと押し込み、円を描くようにマッサージします。

    1回につき10秒間、これを3回繰り返します。

  2. 神門の押し方

    手首の内側、小指側の手首のしわの少し上にある神門を見つけます。

    指の腹で軽く押し、やさしく指圧します。

    1回につき10秒間、これを3回繰り返します。両手で行います。

  3. 内関の押し方

    手首の内側、手首のしわから指3本分下の中央にある内関を見つけます。

    指の腹でしっかりと押し込み、3〜5秒間保持します。

    これを3回繰り返します。両手で行います。

  4. 足三里の押し方

    膝の外側、膝のお皿の下から指4本分下がったところにある足三里を見つけます。

    親指でしっかりと押し込み、3〜5秒間保持します。

    これを3回繰り返します。両脚で行います。


ツボ押しの効果を高めるポイント

  1. リラックス

    ツボ押しを行う前に、リラックスした状態を作りましょう。温かいお風呂に入るか、深呼吸をすることでリラックス効果が高まります。

  2. 定期的に行う

    ツボ押しは定期的に行うことで効果が持続します。毎日のリラックスタイムに取り入れると良いでしょう。

  3. 適度な力加減

    ツボ押しは、適度な力加減で行うことが重要です。強すぎると逆効果になることもあるため、気持ち良いと感じる程度の力で押しましょう。

  4. 正しい姿勢

    ツボ押しを行う際には、正しい姿勢を保つことも大切です。リラックスした姿勢で行い、無理な体勢は避けましょう。


まとめ

副交感神経を優位にするツボ押しは、自然な方法でストレスを和らげ、リラックス効果を得るための有効な手段です。百会、神門、内関、足三里のツボを定期的に押すことで、心身のリラックスを促し、快適な毎日を取り戻すことができます。リラックスした状態で行い、効果を最大限に引き出すためのポイントを押さえながら、ぜひ試してみてください。自然な方法でストレスを軽減し、健康的な生活を送りましょう。

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