こんにちは☺️ 鍼灸師の杉村です。
私は施術家として大切にしていることがあります。
それは、自分が施術を受けるならどういう施術をされたいか、お客様の気持ちになって考えること、そして自分の家族に対してだったら、何をどのように勧めするのかを考えることです。
皆様の気持ちに寄り添い、より良いご提案が出来ればと思っております!
4月が始まりましたね🌸
桜がとても綺麗で、日中は暖かくポカポカしている感じが気持ち良いですが、
急激な気温の変化や新生活がスタートしたことなどで、日頃の疲れが溜まってきてしまう方も多くいらっしゃると思います😥
そこで、今回は『お風呂で疲れを癒す』というセルフケアについてお伝えさせていただきます!
お風呂に入ることによる効果とは?
①温熱効果
お湯に浸かり、体が温まることで、血管が広がり血流UP ⬆️⬆️
お身体に溜まっていた老廃物が排出されやすくなり、疲労感をとることが出来ます!
また、細い血管にも血液が循環しやすくなるので、手足の冷えにも効果的です😊
②水圧効果
お風呂で浸かっているお湯の量が多ければ多いほど、水圧が大きくかかり、肺が圧迫されます。
圧迫されることで、肺が空気を取り込もうと、より活発に働くため、呼吸の回数が増えて心肺機能が高まります!
その結果、血液やリンパの流れが良くなり、
疲労感、むくみの改善や、筋肉がほぐれたりと様々な嬉しい効果が!!
③浮力効果
例えば、『プールに入った時に身体が浮いた』という現象を皆様体験したことがあるかと思います。
それは浮力が働いている状態で、もちろんお風呂の湯船の中でも浮力は働きます。
お湯の中では、身体の重さの10分の1程度の体重になるとも言われていて、
その浮力によって身体が軽くなり、筋肉の緊張をゆるめることが出来ます!
入浴剤を入れると比重が大きくなるので、浮力も増加し、効果もUP!
④副交感神経が高まる
リラックスする時に優位になる『副交感神経』が高まることにより、リラックス効果を感じやすくなります。
お身体がリラックスした状態になることで、心の緊張も取り、ストレス解消にも繋がります✨
睡眠や、胃腸などの内臓機能も自律神経が関わっているので、そういったお悩みをお持ちの方にもオススメです!
⑤新陳代謝が高まる
新陳代謝が高まると、お肌の調子も良くなります!
私も体感したのですが、ニキビがひどく、肌荒れで悩んでいた頃はシャワーで済ませていたことが多かったです。
湯船にゆっくり浸かるよう意識して続けたところ、ニキビが以前よりは出来にくい体質になりました☺️
今はマスク生活も長く、お肌トラブルでお悩みの方も増えてきています。
お風呂に浸かり、新陳代謝を高めましょう!
こんな方にオススメ!
✔️疲れがなかなか取れない…
✔️手足の冷えが気になる…
✔️慢性的な肩こりや腰痛で悩んでいる…
✔️身体の緊張がなかなか抜けない…
✔️自律神経を整えたい!
✔️どことなく気持ちが落ち着かない、もやもやする
✔️リラックスしたい!
✔️お肌トラブルを改善させたい!
というような方には特にオススメです!
自宅でセルフケアとして、誰でも簡単にケアできるのが嬉しいポイントですね☺︎
オススメの入浴法!
1. 肩までしっかり浸かりましょう!
肩までしっかり浸かっていただくことで、先ほど説明させていただいた、
お風呂に入ることで得られる温熱効果、水圧効果、浮力効果などのさまざまな効果が効率的に働きます👀
また肩まで浸かると、首肩周りの筋肉もしっかり温めゆるませることができるので、首肩こりでお悩みの方には特に意識してみて下さい!
2. 入浴時間は寝る1〜2時間前に!
入浴して温まった身体が少しずつ下がっていくタイミングで眠りにつくと、
質の良い睡眠が取りやすくなったり、成長ホルモンがたくさん出るため、疲労回復や細胞修復に効果的だと言われています🐶
3. お湯の温度は40度くらいに!
40度という熱すぎない温度にすることによって、副交感神経が優位になりやすくなります。
それによって、お身体の緊張がほどけたりストレス解消したりと、心身ともにリラックスモードになります!
熱い温度の方が好きな方もいらっしゃるかと思いますが、42度以上のお湯だと、交感神経が優位になりやすくなります。
交感神経とは、強い緊張状態で働く自律神経で、シャキッとしたい朝にはオススメですが、
血流の改善、リラックス効果の面から見るとオススメできません。
体温より少し高い、38度〜40度のお湯に浸かり、癒されましょう✨
4. 時間は10分程度!
全身浴の場合は、10分程度がオススメです!
それより長いと、のぼせてしまったり、脱水状態にお身体がなることもあるので要注意です⚠️
目安としては、お顔や額が汗ばんでくるぐらいまでにしましょう🛁
注意点!
入浴後はお身体についた水分をしっかりと拭き取りましょう!
湯冷めしないよう、しっかりと水分を拭き取り、お身体を冷やさないようにすることが大切です。
水分補給を忘れずに!
汗をかくことで水分が出ていってしまうので、最低でもコップ1杯分のお水を摂ることを心がけてみてください。
食後すぐのタイミングや、お酒で酔った状態での入浴は控えましょう!
これらのタイミングで入浴してしまうと、本来消化管に巡るはずだった血液が、体表を巡ってしまうので、消化管に悪影響が及んでしまうこともあります。
また、食後の自律神経の働きにより眠気が促されてしまうので、食後すぐのタイミングは危険が伴います。
上記の状態の時は座ってゆっくりしていただいて、時間が少し経ってからの入浴を推奨いたします!
湯船に浸かることで、身体が温まったり、血流が良くなったり、リラックスできたりと、身体に良い効果がたくさんあり、その結果、疲れやストレス、筋肉の緊張を取り除くことも出来るのです☺️
寒暖差や環境の変化によって、自律神経が疲れてしまいやすい時期なので、
1日の終わりにゆっくりと湯船に浸かることもぜひ週に2〜3回からお試しくださいませ!
自律神経やお身体の疲れの調整には、鍼灸治療も効果的です!
鍼灸治療も取り入れ、治療のない日はお風呂に浸かるセルフケアをやってみる!
という形もオススメしております☀️
当店には、
という初回のオススメのコースもございます!
ぜひ一度、鍼灸治療もお試しくださいませ😋
鍼灸治療で根本的なお悩みの改善をしながら、ご自宅ではお風呂にゆっくり浸かり、温まりながら疲れを癒しましょう♨️
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